森さんの本を読みました。
おそらく死刑というものは、制度として考えた場合、明らかに廃止の側の論理が正しいと思います。しかし、いくら論理が正しくても死刑存置を望む人にはあまり効果がありません。
となるともはや情緒の問題になります。
なぜ死刑を望むのか?
なぜ死刑を反対するのか?
人を殺した人を国家が公に殺すことは許されるのか?
とまあこんな感じのことが書いてあります。
森さんは最終的に廃止を望みます。
それは死刑囚に会い,執行した人々に会い、被害者遺族に会ってきた上での、結論です。
当事者に“思いを馳せる”こと(おそらく思考ではない)からでたことなので、これも一つの価値観だと思います。
この本を読んで思ったのは、死刑制度云々という問題はあれど、そもそも死刑という罰は人間の根源的欲望として存在しているのだと言うことです。
あなたは公開処刑が行われたら見に行きますか?
僕は見に行くかもしれません。
人間てのはおそろしいもんです。
いずれにせよ、僕は当事者の人々にあっていないので結論は保留します。
ただ、目を向ける必要はあるなあと思います。
読むと結構暗くなる本です。
勉強にはなるけど。
- 2008/05/07(水) 01:11:28|
- しゃかい
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